産業用特注ロボットのハードおよびソフト開発


概要
   産業用(工業用)の、特定業種の多軸サーボ制御システムを開発しています。
  別途、画像処理システムとも連携していますが、人型のロボットではありません。
  開発当時(1980年代)から、産業用ロボットと呼ばれています。
  主として鉄鋼、造船、重機械向けです。
  お客様とは機密保持契約を交わし、長期間での開発をしていますので詳しくは語れません。
  日のあたる場所にでることのない裏方の仕事に徹しています。

ハード、ソフト
   現在は、32ビット組み込み用マイコンを採用しています。
  FA用コンピュータとかシーケンサ(PLC)とは、競合しない領域に特化しています。
  長年のノウハウが必要で、数量の出ない案件ですので、競合はありません。
  ソフト開発は、組み込み用C言語でしています。

歴史
   開発当初は、8ビットのZ80 CPU(クロック4MHz)をアセンブラで記述していました。
  今では、100倍以上の高性能になってはいますが、システムの構成方法は、
  今でも40年前とほとんど変わっていません。
  工業用は20年使用があたりまえですので、長期安定供給に努めています。

派生
   システムの通信は、RS232C、RS422、電流ループでのシリアル通信電文が基本となっています。
  ここでの派生製品が、RS232C通信ポート応用機器となりました。
  最近15年は、上位コンピュータとの通信にXPortを採用してイーサネットで通信をしています。
  PLCとパソコン間の通信もソケット通信でしていますので、ソフトも含めた多くの技術蓄積があり、
  ここでの派生製品が、XPort応用機器となりました。

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