産業用特注ロボットのハードおよびソフト開発
■概要
産業用(工業用)の、特定業種の多軸サーボ制御システムを開発しています。
別途、画像処理システムとも連携していますが、人型のロボットではありません。
開発当時(1980年代)から、産業用ロボットと呼ばれています。
主として鉄鋼、造船、重機械向けです。
お客様とは機密保持契約を交わし、長期間での開発をしていますので詳しくは語れません。
日のあたる場所にでることのない裏方の仕事に徹しています。
■ハード、ソフト
現在は、32ビット組み込み用マイコンを採用しています。
FA用コンピュータとかシーケンサ(PLC)とは、競合しない領域に特化しています。
長年のノウハウが必要で、数量の出ない案件ですので、競合はありません。
ソフト開発は、組み込み用C言語でしています。
■歴史
開発当初は、8ビットのZ80 CPU(クロック4MHz)をアセンブラで記述していました。
今では、100倍以上の高性能になってはいますが、システムの構成方法は、
今でも40年前とほとんど変わっていません。
工業用は20年使用があたりまえですので、長期安定供給に努めています。
■派生
システムの通信は、RS232C、RS422、電流ループでのシリアル通信電文が基本となっています。
ここでの派生製品が、RS232C通信ポート応用機器となりました。
最近15年は、上位コンピュータとの通信にXPortを採用してイーサネットで通信をしています。
PLCとパソコン間の通信もソケット通信でしていますので、ソフトも含めた多くの技術蓄積があり、
ここでの派生製品が、XPort応用機器となりました。
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